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トリプルネガティブ乳がんの臨床試験を
説明するためのサイトです

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​きっかけ

トリプルネガティブ乳がんは、若い方に発生が多いことが知られています。若い乳がんの患者さんが再発して亡くなっていく。。。

なんとかしてそれを止めて欲しいという患者会の方からの要望で、この臨床試験を計画しました。

トリプルネガティブ乳がんは、再発が多く悪い乳がんと言われています。

しかし、実際は、トリプルネガティブ乳がんは、他の乳がんより抗がん剤が効く確率が高く、よく効く方では再発は多くありません。
ただ、術前化学療法の効果が少なく、手術時に腫瘍が残っている場合には、再発率が多く、治療が困難な場合があります。

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トリプルネガティブ
乳がんについて

Carboplatin
(カルボプラチン)

20年以上も前から卵巣がんや肺がんに使われてきた「カルボプラチン」。トリプルネガティブ乳がんの術前化学療法で、再発防止に有効であると報告されています。

しかし、日本では保険適応となってはいません。術前化学療法でがんが残っていた方に、術後にカルボプラチンを単剤で用いて効果があるかどうかはわかっていません。

この臨床試験では

術前化学療法後に手術を受け、がん細胞が残っていた場合に、現状の標準である術後無治療群と、

術後にカルボプラチンを4回点滴する群の

再発率を比較します。

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